なんだ結局Adobe側はiPhoneのflash対応に向けて準備万端らしいじゃん|Appleが黒Appleに

Adobe側はiPhone向けFlash Playerの提供に向け準備万端?! - 気になる、記になる…


AdobeはどうもiPhone用『Get Flash』のページまで作って
iPhoneで使えるFlash作りました!でもAppleがだめっていうんで落とせません〜残念です、グスン。」って説明まで公に向けて
発表してるらしい。


まあ、わかってるけどね。
技術的に不可能なわけがないし、
Appleが自分とこのApp Store限定で販売するアプリのゲームの邪魔をされたくないって理由で
flashSafariで全面的に対応させてないってのは知れた話。


なんかこうなると完全に黒いのはAppleなわけで。
まあ、ケツの穴のちっちぇえ会社だな〜っていう話にもできるんだけど、
要はなぜにAppleが8年前にiTunesという素晴らしい出来のアプリを無料で配布し始めたのかということ。
翌年には初代iPodが発売され、これ売りたかったんか〜?と思ったら
iTunes storeの開始、で現在に至るといったかんじなんだが、
要はiPhoneiPodiTunes storeで構成される現在のビジネスシステムが
ものすごいAppleにとっては正念場なわけよ。
むしろ今後さらにこれが展開していくんじゃないかと思うし。
ある意味視野狭窄に陥ってる感もあるが、
こういったビジネス展開は個人的に素晴らしいものだと思ってるし、なんかガンにできないところがあって。


なんだかこういったAppleAdobeの不和において、
一番かわいそうなのって両ブランドを愛してやまなかったデザイナーだと思うんだよね。
flash関係が柱になってしまったAdobeiPhoneビジネスが柱になってしまったApple
じゃあMacは?ってことに。
確かにここ数年で日本でも一般のAppleというメーカーへの関心は高くなったとは思う。
しかしはっきりいって大してMacというパソコンに意識は傾いてないだろう。
DTPや以前のweb分野のデザイナーたちが愛していたMacは端においやられていく。
DTPにおける工程もこれまでのようなフォトショ、イラレでの制作から
InDesignxmlとデータベースを利用した流し込みに次第に移っていくだろう。
デザイナー=Macという図式も5年先には完全にアヤしいものになっているのではなかろうか。


オシャレブランドではなくなっていくApple
世間的には『お高く止まったクリエイター気取りがファッションで持つパソコン』って
イメージがあるかもしれないが、
(まあ実際自分もApple Storeの店員やその対応にはかなりお高く止まった印象を受けるが)
常にコンピューター分野でのトレンドメーカーであるのは間違いないと思ってるし、
妙なことでイメージ悪くなっていくのは、悲しいことではある。
アルミのリンゴが錆び付いていくのは、見たくないなあ。。。