「ソーシャル・ネットワーク」

評価:★★★☆☆



もともと、"facebook立ち上げの裏側にはこんなドラマがあったんだよ、
ふむふむ、そうか〜興味深い…"的な映画だったら、
あんまり観に行こうと思わなかったんだけど、
やたら評判いいので観に行ったら、
見事にそういう映画でした。


なんか自分が求めていたものというのは、
世界最年少の億万長者となってしまった立場への嫉妬やそれに対する孤独、
しかしそれをもろともしないマーク・ザッガーバーグの独自の、新しい価値観、
みたいなものが描かれていると面白いかな〜と思ったんですが。


そもそもこの話の背景というか、根幹にあるのは
アメリカの学生内にある伝統的な暗黙の階級社会でしょう。
ジョックとかギークとか、そういうもの?
ほんと、最悪だね。
そういうのが正義だと思ってる人種もたくさんいるだろうけど、
日本でも似たような感じあるよね、多少。


ボート部員の兄弟がなぜマークを起訴したのかという理由を
マークが女弁護士に、
『初めて自分たちの思い通りにならなかったから』と答えたのは
すごく的を得てるでしょう。


うーんなんかでもこれを観た日本人の中ではマークはオタクだし変態だし裏切り者だ、
サベリンが可哀想、とか思う人、多そうじゃないですか?
僕的には『裏切り者』という言葉がなぜ想起されるのかもよくわからないですが。


まあ、物語の争点がサベリン中心の話だったので、
多分サベリン自身に取材したんだろうな〜っていう裏は見えました。


p.s.
音楽にトレント・レズナー、
制作総指揮にケビン・スペイシーが名を連ねており、
おおっ!と思うと同時に、
二人ともまだ生きてたんだ!って思いました。

【雑記】なんっか、全っ然、進歩してねぇな〜〜〜〜!!

あまりに言わずもがなだが、


パソコン、およびモバイル端末を利用した、
とりわけネット絡みのサービスの進化はすごい。



GPS対応のモバイル端末を利用し、我々は道に迷うことがなくなった。
電車があと何分で来るのかもわかるし、
欲しい物はボタン一押しで手に入る。しかも安く。
ボタン一つでピザも来る。
銀行口座への振込も出来るし、
旅券の予約も出来るし、
家にプリンターがなくても、ネットを介して
近くのセブンイレブンからプリントアウトできる。



たった一台のコンパクトな端末に、
すべてが集約され、完結してしまう。
極端な話、パソコン一台あればビジネスすら成立してしまう。



まず家に帰ればまずパソコンを起動させ、
コミュニケーションを興じることも、
自分から何かを発信することも、
考えやアイデアを張り巡らすことも、
好きな音楽や映像の世界に溺れることも、



すべてをたった一つの端末のみを介して行う。



むしろたった一つの端末以外には何も物理的なものを介することはしない。
すべてはパソコンに面と向かって、だ。



しかし、現代社会の生活には未だにこの、
「パソコンと面と向かって」とは程遠い過程を踏ませる生活様式が存在しており、
甚だ煩わしさを覚えずにはいられない。



例えば、ゴミを出しに行ったりすることはどうか。



なんなんだこの、ゴミを出しに行くという行為は。
なぜここまで科学技術が発達したこの世の中で、
私たちは未だに、
ゴミを出すには家の中のゴミを集め、収集日まではベランダに置いておいて、
決まった曜日に、サンダルをはいてマンションの下まで置きに行く、
という選択肢以外の行動が取れないのだろうか。



なんというか、
「全っっっっ然、進歩してねぇな〜〜〜〜〜〜!!!、
と感じる。



すべてが簡易化・高速化され、
ショートカットされた世界とは思えないこの乖離感。
すべては、パソコンの前じゃなかったのか。


なぜだ、なぜここまで来て我々は、
寒いからカーディガン羽織ったり、
コンビニのガラばっかりなのが気になったり、
人目をやや気にしてまともなズボンに履き替えたりしなければならないのか。
どうして、こうなった。。。


万能や利便性をどこかで履き違えてはいなかったのだろうか。
まだまだ「便利な世の中」とは程遠い事に、わりと絶望する。

【関心事】Adobeのセミナーに行ってきました。。。

クロスメディアとAdobe Creative Suite 5 による、
デザイン業界/経営の将来
講師:アドビ システムズ 株式会社 
マーケティング本部 栃谷 宗央氏
http://www.central-gazai.co.jp/campaign2009.html#dus2010s


スマートフォンや電子書籍絡みの話もあるということなので
珍しく面白そうだったので行ってみた。


結論から言うと、
『Adobe自分とこのFlash売り込むのに必死だな〜』
って感じ?


結局Adobeが強く謳う今後の指針『クロスメディア(=ひとつのコンテンツ、データを多用途として、複数メディアへ出力する手法。
例えば広告の制作をするときに、ひとつのコンテンツやデータを作り、それをテレビ、ラジオ、新聞、雑誌、Web、モバイル、屋外広告といった複数媒体に対して、そのメディアに合ったかたちに内容や表現を変化させて展開する手法)』
へ対応する具体的な方法論というのが、セミナー聴いてる限りでは、
ただ単に、イラレやインデザインで作成した紙媒体用データを、
Webや電子書籍用にXHTMLなり、ePub形式に書き出すというソフトの機能以外には見えなく、
なんとも貧弱な言い分だったのだ。


紙媒体用に作ったデザインをそのままWebで使えるわけがない。
紙には紙の、WebにはWebのデザインがある。
紙は物質そのものにインクを乗せるもので環境光によって見え方は違う。
Webは常に発光し続ける画面におけるデザインだ。
紙は手に取ったり駅貼りだったり何10m先からしか見ないようなものだったりするが、
Webは大抵画面から30〜50cmぐらいで見ると決まっている。
そんなお門違いのデザインを書き出しだけで流用しましょう、これがクロスメディアです、
とはどうにも狂っていると思うが。
Webを何も知らないデザイナーの書き出してきたXHTMLなんておれはとてもじゃないが触りたくもない。


いや、よくよく思い出したらWebへのデータの流用は具体的に喋ってなかった気がする。
さすがにそのへんは、詳しく語らず煙に巻いてたかも。


主に喋ってたのは、電子書籍の話だ。
ここで持ち出していたのは、以前から話題だった『WIRED Reader』の話。
http://tv.adobe.com/watch/xd-inspire/introducing-wired-on-ipad/
上のリンク先の動画のような、
まるでハリー・ポッターの魔法の本が現実の世界にやってきた!というが如し、
電子書籍の未来を語っていた。
これに、Flashのようなムービーとインタラクティブコンテンツで構成されたものを流用しましょう、
はい、インデザイン買いましょう、みたいな流れ?だったような。
そっちの方が、大方が納得しやすい内容だもんな。
むしろWebに無視されかけのFlashが活きる道はこっちしかない、みたいな。


しかし電子書籍にしろメディアの発達につれ、独自のデザインが開拓されていくだろう。
雑誌のデザインをそのまま電子雑誌に持っていけば、必ず失敗する。
おれはiPhoneの『産経新聞』は100%失敗だと思っているし、
『R25』もまだまだ発展途上だ。
そういった意味でこのセミナーでAdobeの謳う『クロスメディア』という言葉が、
先を見据えているようで上っ面しか見据えていない、ただの軽薄な売り文句にしか見えなかったのだが。


ていうか、もしAdobeが描く魔法の絵本のビジョンが市場でメジャーなものになるとして、
デザイナーはいかほどの報酬を請求するのだろうか。それに対する市場での販売価格は。
『フリー』のひしめくWebとの対抗は。
考えなければならないことは、山のようにあるではないか。
紙の広告・雑誌を作り続けてきた参加者のデザイナーや経営者は、
そのへんどのように捉え、判断したのだろうか?

CD売れないとか言ってるけどはっきりいって音楽産業のバカどもの妄言

痛いニュース(ノ∀`):「CDだけじゃなく、音楽配信まで売れなくなった!」…原因は「違法ダウンロードのせい」と音楽業界が怒り


当然、CD不況の原因が違法ダウンロードのはずがない。


内容を読み進めていたら僕と全く同じ考えの人の発言があったので引用。


>若い人には理解出来ないかもしれないが、
 (はやりの)音楽ってのは、時代を共有する(感覚を得る)ツールだったんだよ。
 現代においてはそんな抽象的な共有感なんて得ようとしなくても、
 ネットでも携帯でも、より他の人々と共有する世界がある。
 故に音楽の売上が下がった、というわけだ


全くこれに尽きるね。


もっと言えば、世紀が変わる前ぐらいまでは、
若者というのは常に流行を追いかけていく存在だったんだ。
僕もバリバリそういう世代の若者だったんだけど、
やっぱり僕世代での流行りの音楽っていうと最盛期の小室哲哉で、
安室とかglobeとか華原朋美とか
当時の若者の共通の根幹といっていいほどブームが凄くて、
僕もCDこそそんなに買ってなかったけど
このあたりの流行りの曲大体頭から終わりまで歌えるよ。多分。脳内で。


その後小室が下火になるあたりで「ASAYAN」という番組があって、
モーニング娘。とか鈴木亜美とかごあきうえとか、
放送の翌日の学校のクラスの中じゃその話題で持ち切り、
なんかもう若者全体が飛びついて観てたんじゃないかな〜ってかんじがする。
モー娘の追加オーディションとか今もたまに動画サイトに一瞬アップされてるの観る機会があるけど、
なんか今観てもアツいな〜
多分、リアルで観てない人はそうアツくならないと思うんだけど。


なんか、そのあたりの頃の若者の流行と、
今の若者の流行のレベルなんて、比にならないと思うよ。
ガングロ・ルーズソックスvsファストファッションなんて、
どう考えてもガングロ・ルーズソックスの方がアツかったでしょ。


【それは今は経済的に不況だから】
それは違うね。
当時のギャル達のケータイ代と今の子達のケータイ代とか、そんなかわんないっしょ。



で、ちょうど世紀が変わるあたりからじゃないだろうか、
小室の衰退とともにポップスのブームは終了、
ヒップホップ・ラップ・R&Bが台頭し、バンドも続々と解散、
その後は趣向の多様細分化が進み、同時にネットの時代へ。。。


もう誰もテレビの歌番組とか、オリコンチャートとか見向きもしなくなったでしょ。


【そもそも今の流行りの曲はクソ、昔は名曲が多かった】
そうかな。
昔のアイドルの歌謡曲と、今の嵐とかの曲とか、
そんなレベル変わんないと思うけど。


ただ、音楽に斬新なものがなくなったよね。
そもそも、日本の歌というのは元々演歌だったのが、歌謡曲になり、
フォークになりロックになりテクノになりダンスミュージックになった、っていう流れだったのが、
もう10年近く新しい流れが生まれてない。
ずっと既存のスタイルを引っ張ってきてばかり。
もっと現代の音楽家たちには新しいものを模索してほしいと願うばかりである。


【今の若者はネットやゲームに夢中だしそもそも生きていくのに精一杯、
 音楽なんて娯楽に気を向けてらんない】
いや、違う。
音楽は目に見えないし形もないけど、聴くだけで人の心を変える力がある。
それは人類にとって普遍的なものだから。



さて、ちゃぼはもうかれこれ10年ぐらいぶりになると思われるが、
CDショップでCDシングルを買ってしまいました。。。。!
Perfumeの『ナチュラルに恋して』。
これは素晴らしいな。
なんか、すごく実験的というか、挑戦的だと思うの。


ただコレ、『不自然なガール』っていう曲との両A面シングルで、
かつ『不自然なガール』の方がトップタイトルなんだよね。
『不自然なガール』は駄曲じゃないけど王道のポップナンバーって感じの曲で、
こっちをトップに持ってくるあたり音楽ビジネスのあざとさを感じる。
どう考えても『ナチュラルに恋して』の方が新しいし、キャッチーだし、
こういう方向性を打ち出すのが確実にベストアンサーだと思うんだが、
音楽業界の人間はどうしても大衆に受け入れられやすい方を売り出そうとするんだなあ。
そこがズレてるんだよ。
まあ、CD不況も実質商業音楽の崩壊なので、
おっさん達には好きにやらせておいてやりましょう。

[日常]琵琶湖に行ってきました。。。

GWでしたが、いかが、お過ごしでしたか?


なにげなく琵琶湖にいってきました。
みよ、この「みなと感」。


すげえ昔一度きたことがあるのですが、
イメージ違う。
浜大津オーパとかなくなってるし。



琵琶湖資料館。
外観はいいかんじですが、中身はすでに廃業。


いやー思う存分びわってきましたよ。
じゅわっ、みたいなね。



ところで浜大津の大型アミューズメントでとんでもないものを発見しましたよ。
こ、これはっ!


人目を気にしてプレイできませんでしたが、
今思えばやればよかったかな。
15だったら、座って「緑の風」とか、
粋なプレイできたかも。


これでプログレッシブバロックとかやれというのですね。
ていうか、解禁すらされてなさそうで怖い。

Appleの販売規制(ちょwwガラパゴスwwwwww)

締結した小売店以外、Apple製品を販売できない「Authorized Japan Apple Reseller契約」とは? - GIGAZINE


ちょこちょこ話題になっている、Apple製品の日本国内の販売規制。
自分の勤めてる会社もApple製品の販売店なので、
少し前から社内で不穏な空気が漂っていた。
上の記事に書いてある通りの東京での面談にも行ってた様子。


結果、自分の会社はApple製品のネット販売は行っておらず、
対面販売のみだったので、ほぼノーダメージというか。
対面販売のみならOKとかそういう基準なのかもさっぱり不明なんだけど。
むしろ上の記事で名前初めて知ったけど、
「Authorized Japan Apple Reseller」というオフィシャルな肩書きが出来てむしろ万歳みたいな。
そんな様子。


だけど上の記事読む限りだと流通のコスト削減だとか、
オンライン販売での価格競争の激化を抑えるみたいな意図があるみたいだけど、
実際はどうだか。
裏事情ではエデュケーショナルの製品を仕入れて一般向けに売る事で
マージンを得ていた業者を締め出したみたいな話も聞いたが。


まあ、なんにしろ一般ユーザにとって良いイメージではないのは確かだな。
iPhoneでスマートフォン市場のトップに躍り出たからって、
また15年ぐらい前のガラパゴシーな政策の失敗を繰り返すつもりなのか?
背後にはクリーンかつシャレオツなイメージで虎視眈々と付けねらう
Google大先生がベタ付けしていますが。


なにはともあれ最近のアップルはflashの排他の件といい(まあおれはどちらかといえばflashいらない派の人間だけど)iPad絡みといい、
黒い感じがダダ漏れしていますね。
結局IT関連企業って、どこも自社サービスでの市場の囲い込みが目的ってのが見え見えで、
近頃かなり寒気がする。


関連する記事だけど、


楽天三木谷社長とソフトバンク孫社長、日本の成長戦略のあり方を熱弁:ニュース - CNET Japan


記事中でNTTの進めるNGN構想への批判が出ていますが、
ま、この構想もろくなもんじゃないとは思うけど、
生粋のガラパゴサーのお前らが言うなって感じだね。(笑)
>NGNはNext Generation Networkの略だが、三木谷氏は「NGNはNext Galapagos Networkと読み替えましょう」と会場の笑いを誘った。
多分会場の人はそっちの意味で笑ったんじゃないのかな、多分。


なんか必死すぎるんだよね。良いプロダクトとか、ブランドイメージとか、
そういったものだけでも人はついてくるんじゃないんですか??
アップルなんてその好例だろう。
PLASYUなんてネットのMac販売代理店の代表だが、いまや苦し紛れなこじつけページタイトルにその苦悩が肉迫してくる。
本家ページでは「Macを販売して21年」なんて書いてあるけど、
販売代理店っていうのはもう猛烈にMacを愛してきた人達のはずなんだよね。
そういう人達の心を裏切るようなこのやり口ってのは、なんともやるせないな。
こういう事思うの、人情を重んじる日本人だからですか?
アメリカ人は、なんとも思わないのかな。