Googleストリートビュー@名古屋を見て

Googleストリートビューに名古屋や沖縄等南西諸島ほか、
新たに地域が追加されましたね。


で、名古屋在住のおれの感覚でいくと、
これまで家にいながらにして観光気分、なツールというだけであったのが、
自分の生活や仕事などにどのようにこのストリートビューをツールとしか利用できるのか、というのを
初めて考える機会をもつようになった。
自分ちとかも普通に写ってるような状態になって、初めてね。


でもって、今回追加された地域というのが名古屋以外に、
長崎、沖縄、あと北海道の旭川富良野なんだが、


まず地域のチョイスとして、
「関東圏、関西圏、仙台も札幌もストリートビューがあるのになんで名古屋はないのーおかしいがやー」
という名古屋人の怒りに応えて、
『しゃあねえな、ポチッ。』と渋々入れこんでみた、みたいな感じがしなくもない。


なぜか市内でも天白区や緑区は一部を除いて丸々カット、
近隣の割と人口も多い長久手や日進もフルカットといった有り様だ。
このへんのチョイスがどうもわからないのだが、
それは地元民感情だとしても。


富良野とか長崎とか、前からある鎌倉とか、はっきりいって意味がわからない。
おれは今回自分の家も知り合いの家も見えちゃうストリートビューに直面して気づいたけど、
これは明らかに都市に住む人達のためのツールなのではないか。
はっきりいって、ストリートビューなんかで観光気分になれるわけがない。
そりゃ、その土地土地の地元の人は嬉しいかもしれないけど。


旭山動物園なんてひどいもんだ。
普通、動物園ってのは入り口でガイドマップもらうか、
どでかい看板に描かれた地図を見て、あの動物見たいからあっちを目指そう、とかいうもんだと思うんだが、
画面上になにげなくあって寄りではよく見えない案内板をもとに、
クリックで園内を歩き回らせるなんてのははっきりいって苦痛すぎる。
しかも休園日に撮影したのだろうが、
人っ子一人いない園内でぽつぽつと動物が姿を見せていても、
はっきりいってその絵面は奇妙すぎる。
旭山動物園ストリートビューに載ったことでなんの利益にもなってないと思うし、
知名度は充分にある分、こんなことして寧ろ損してるのではないか。


じゃあ、どのようにストリートビューを利用すればよいのか、
大体はネットにおけるコミュニケーションのための利用だろう。
たとえば、このように。


古虎渓ハウス岐阜県多治見市)

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なぜこんな辺境の土地が(笑)
本当に意味わからんが、これに関していえば、逆にグッジョブなのかも。