iPhoneゲームアプリ『Surfacer』|『ゲーム』というものについて考えてしまった。

iPhoneでゲームのアプリを落としてしまったんですけど。


【Surfacer】iPhoneアプリ「Surfacer」の遊び方|bigsun’s iPhone Life



画面に色のついた玉が跳ね回ってて、
画面をタッチしつづけると上の写真の白くて丸い物体みたいなのが
だんだん膨らんでいくんです。
だけど膨らんでいく途中で色のついた玉に当たると割れてしまう。
割れないようにステージの規定個数以内の白くて丸い物体みたいなのを膨らませ、
画面の66%以上を、白くて丸い物体みたいなので埋め尽くせば、ステージクリアと。


そんなかんじなんですが、


このゲーム無料なんだけど、
最初何が面白いの?と思ってしまった。
玉を膨らまして埋めるだけなんて、と。
むしろこれってゲームなの??と思ってしまう自分がいたんです。


でもこれは確実にゲームなんだよね。
やってるうちにそれなりにハマってきた。


でも最初、『これってゲームなの??』と思ってしまったのは、
この程度のことでゲームとは感じられない、
ゲームとはもっと大きなエンターテインメントだ、と刷り込まれている自分がいたからでしょう。
それは家庭用ゲームという何千円も対価を払って買うソフトが次々と生み出されてきた歴史の中で、
緻密に練り上げられてきたシステムやルール、
演出、絵、音楽等によってゲームというもののクオリティがどんどん上がってきたことによるでしょう。


だからぼくはひょっとしたら、
石取りゲームやブロック崩しのような超創成期コンピューターレゲーに対して、
『これってゲームなの??』と寸分違えば思ってしまったかもしれなかった状況に対して、
なんだか自らを省みてしまった。


ゲームっていうのもいつの間にやらデカ過ぎるものになってしまった。
ぼくは音ゲー以外のジャンルはかれこれ7、8年時が止まっている。
FFも10で見切ってしまったし、全体的にゲームに興味が湧かない。
絵がヤな感じのが増えたっていうのもあるけど、
だんだん手軽ではなくなっていったよね。
手軽なものは全て携帯ゲーム機に移ってしまった。
ちっちゃい画面でちまちまやるのもなんだかな〜と思ってしまうぼくにとって、
ゲームへの興味は閉ざされてしまったのだ。


そんなことを考えている矢先、
スクエニの和田社長の発言が話題になっていた。


スクエニ和田社長の大予言「家庭用ゲーム機は死ぬ」:Kotaku JAPAN, ザ・ゲーム情報ブログ・メディア


要は、ゲームはクラウドコンピューティングベースに移っていくという話。
なんだか妙に納得出来てしまったのは、
『ゲームがどんどん話がデカくなっていく』というさっきまで考えていた流れに沿っているから。


ぼくが7、8年以上前に楽しんでいたようなゲームをやって、
『これってゲームなの??』と感じてしまう人が、
将来現れるのかもしれません。