音ゲーに対する認識が一般とヲタの間でずれているようだが

暇人\(^o^)/速報 : 音ゲー上手い奴ってなんであの才能を実物に使えなかったの?


初代『ビートマニア』は最初、『DJシミュレーション』という触れ込み、
というかキャッチコピーがあったし、
ギターフリークス』や『ドラムマニア』はそのまま楽器シミュレーション、
以前は『キーボードマニア』というゲームもあった。


しかし実際の音ゲーは本来の楽器とは程遠い。
ていうかそんなこと一般からしても察しがつくと思うが。
実際の楽器が出来るからといって、音ゲーで超ハイスコアが出せるわけでなし、
その逆もまた然りだ。


それより世間が思っている『音ゲー』というものの認識と
実態とでずれてるなと思うのは、
世間的に『音ゲー=リズムゲー』という認識があるんじゃないかということ。
昔、『パラッパラッパー』とか、『ウンジャマラミー』とかっていう
いわゆる『リズムゲー』があって、非常に話題になったゲームだが、
このへんの延長として昨今のビーマニシリーズが捉えられているのではないか。
ポップンミュージック』なんかはカップルが簡単モードでプレイしている光景を
よく見かけたりするが、このへんは明らかに前述した認識でやっているのだろうと思う。
いわゆる『音ゲーヲタ』と同じ楽しみ方をしているわけでもなければ、
何度もプレイして『音ゲーヲタ』の楽しみ方が出来るゾーンに到達することもないと思うし、
さらに言えば、『リズムゲー』としても楽しめているのかどうかも疑問だ。
それぐらい、今の音ゲーは、『音ゲーヲタ向けの楽しみ方』用にしか
作られていない。


じゃあ、『音ゲーヲタの楽しみ方』って何なの?というと、
人によって差異があると思うので何とも言えんが、
少なくともぼくは、一種の『パズルゲーム』だと思っている。
音ゲーでは難しい曲になると、曲の中の複数のフレーズが同時に画面上に表れ、
それを音感ではなく、視覚的に解析し、両方の手で処理する必要が出てくる。
この処理を習得し、楽しむことが出来た人間というのは、
もうこの処理に病みつきになってしまい、
この段階で初めて音ゲーの本来の面白さに気づくのだ。


さらに上級の曲になると、今度は『テクニックゲー』になる。
指の動きや手の動きを無駄なく、俊敏に動かす必要性が出てくると、
それに打ち勝つために練習を重ね、ゲームの中のキャラのスキルではなく、
自分自身の能力スキルを向上させる努力をし始める。
こういった努力や工夫をする段階になってくると、それはもはや
『ゲーム』でありながら、『スポーツ』の領域に踏み込んでいるのではないかと感じる程だ。


あと、上の引用先の最後のレスにある、『カラオケに近い』というのも、
自分も同じようなことを思った事がある。
自分のやりたい曲を選び、疑似音楽プレイをする。
そこにはカラオケと同じような『ストレス発散』だったり、
非常に強い純粋な『気分だから』という要素が大きく関わっているのではないか。
その『音楽』に対して、特に強い関心や興味があるのかというと、
わりとそうでもないということも共通している。


なんか、あんまり結論のない話を書いてしまったが、
今回は、自分の中の『音ゲー』というものに対する認識を確認する意味も含め、書いてみた。