セブンアンドワイってどうなんだろうね
2ヶ月ぐらい前ぼくの勤めてる会社に、セブンアンドワイから
『新しく始めるネットショップの商品の卸を引き受けてくれませんか？』とオファーがきた。
PR的なものではなく、電話で、正式な打診。
うちの会社は名古屋の小売業でネット販売も行っているのだが、
なぜうちが？？と思いながらも担当者が急遽東京に説明会に出向き、
それ以降なんの連絡もないな〜と思っていたら、
今日（というか昨日）セブンアンドワイの新しいECがオープンしていたので驚いた。
まだオープン段階なので大した商品数はないが、2011年末までに1,000万商品を目指すとのこと。
ていうかおれ今回調べて初めて知ったんだけど、
「7&Y」の「Y」ってYahoo!のYなのな。
もともとはソフトバンク、ヤフー、トーハン、セブンイレブンジャパンの合資で始まった会社らしく、
裏までほじくってもどうせ楽天のようにキワドい感じなのは明らかだと思うので触れないが、
オープンのこのサイトを見てもあまりイイ感じがしない。
というか別のページに飛ぼうとしても飛ばない。
あまりに重過ぎる。
セブンはネットという分野のシステム面の重きをあまりに軽視している、
むしろ気づいていないのではないか。
しかも今回『セブンネットショッピング』というセンスの欠片もないサイト名がついているが、
（インデックスのページタイトルもあらゆる要素においてセンスがなさすぎる）
セブンアンドワイ自体も、セブンネットショッピング株式会社と名前を変えている。
そこで、あれっ？『Y』は？？と思わざるを得ないのが人の悲しい性。
YahooはYahoo!ショッピングがあるし、バイバイされちゃったのかもね。
結局Yahooには見放されてしまい、楽天程の技術ノウハウも持たないセブンは、
当分の間は路頭に迷うでしょう。
所詮ネットでの商売は、システム屋と組むか自らシステムを作るかしかないと思う。
Amazonも楽天も、インターネット上において、人々は初めてその存在を知るのではないか。
多くは、検索エンジンだろう。
それぞれのECのポータルに行くのではなく、検索で引っかかったページが実は楽天だった、
とかいうのがほとんどじゃない？？
自分が欲しい商品の口コミはどうなのか、どこが安いのか、どこがサービスがいいのか、
ってピンポイントで商品名とかで検索するユーザーの購買率はすごい。
特にそれらの人が利用する検索エンジンは、googleだろう。
しっかし、googleも『7&YってYahooがらみじゃ〜ん、インデックスしねーよ』
とか思ってそうだし。。。。
なんだかな、悲惨だぞ、むしろこれは。
