ラクリマラクリマクリスティィーーーーーーノッ!!!!!

懐かしいホリケンのネタを標題に持ってきてしまいましたが、
iTunes StoreでLa'cryma Christiの昔の曲が大量に販売開始していて
個人的に大歓喜という話。


ラクリマって、ビジュアル系バンドとしては
演奏技術もあってメンバーのパーソナリティも個性的で出かけの頃は超人気だったが、
メジャー以降望まれたポップなシングル曲と
本当に自分たちのやりたいマニアックな音楽との
噛み合いで苦しみガタガタになって終わってしまったという
とてもありがちなパターンにはまってしまったバンドだが、
ネット見てたら何気に最近一時的再結成してるらしい。


ラクリマの初期の頃の曲って、めちゃめちゃいいの。
なんか、アジアの奥地のほうに行っちゃったと思いきや、
急に森を抜けて北欧に出ちゃった、みたいな
独特の世界観が美しすぎるの。今聴いてもいいと思う。


歌詞も始めは『廃墟の神殿は沈みゆく時間の中で…』とか
すげえ仰々しいクサすぎる〜キャー!!ってなかんじだったのが、
いつのまにか愛がどうだよー好きだよーみたいな歌ばっかりになって、
マジで途中から興味なくなったのを覚えている。
メジャーの売り出し方的に、まるでポストGLAYに仕立て上げられようとしている感じは
当時から見え見えで、あまりにも痛々しかったが、
なにやら当のメンバー達も若いこともあり様々な困惑を抱えていたそうな。


で、iTunesでこのたび配信開始されているものの中には、
インディーズ時代の超レア音源で、確か当時プレミアがついて
50,000円ぐらいまで値段が跳ね上がっていたような気がするものまであり、
もちろん即行で購入し、久々に気持ちがウキウキしました。
中学時代に一瞬もどったかのような。


そんなラクリマの初期の曲でも一際美しい、
涙が出てきそうになる名曲『偏西風』。